美品です。浅川伯教 巧兄弟の心と眼 朝鮮時代の美 Asakawa Noritake & Takumi Brothers: Their Souls and Their Visions特別展 浅川巧生誕120年記念Special Exhibition \"In Commemoration of the 120th Anniversary of Asakawa Takumi's Birth浅川伯教(1884-1964)と巧(1891-1931)の兄弟は、山梨県生まれで、朝鮮半島へ植民地期(1910-1945)に渡って活動した工芸研究家。兄・伯教は小学校の教員として、弟・巧は朝鮮総督府の山林課の職員として勤務するかたわら工芸の研究を進め、伯教は朝鮮陶磁研究の第一人者となり、巧も陶磁器や朝鮮の木工品について先駆的な名著を残している。特にそれまで注目されることがなかった李朝ー朝鮮時代(1392-1910)の陶磁器に光をあてた意義は大きく、彼らの活動によって1920年代以降、朝鮮陶磁は多くの人々の注目を浴びることになる。本書は大阪市立東洋陶磁美術館を始め、日本各地を巡回した展覧会のカタログであり、未公開の伯教筆の絵画や巧の原稿資料、柳宗悦自筆の原稿などを収録。近年再評価の機運が高まる浅川兄弟の事跡をはじめて体系的に紹介した画期的な展覧会。