「イン・サーチ・オブ・サニティー」(MICP-30166/7)オンスロートIn Search Of SanityOnslaught#オンスロート #CD・DVDONSLAUGHTは1982年にナイジ・ロケット(G)らを中心にイギリスのブリストルで結成される。ハードコア・パンクの要素とNWOBHMの要素をミックスした、攻撃的でありながらも随所に印象的なメロディが散りばめられたスラッシュ・メタルを展開し、1985年にアルバム『Power From Hell』でデビュー。続いてセカンド・アルバム『The Power』を86年にリリースしスラッシュ・メタル・シーンで徐々に頭角を表していく。その後バンドは更に飛躍を果たすために新たなヴォーカリストの加入を模索。そこで新たなヴォーカリストとして加入したのが、当時GRIM REAPERを脱退したヴォーカリストのスティーヴ・グリメットで、本作『In Search Of Sanity』はバンド通算3枚目のアルバムとして世にリリースされた。 スティーヴ・グリメットが加入したことにより、バンドの音楽性は従来のハードコア/スラッシュから、メロディを取り入れたパワー/プログレッシヴな方向にシフト。これが功を奏し、本作はUKチャートで最高46位とバンド最大のヒット作となる。バンドの人気を決定づけた金字塔的作品、かつ代表作として現代に語り継がれる名盤の一つである。 今回の再発に際して本作はアルバム本編を収めたDisc1と、アルバム発売後に行われた89年のライヴを収めたDisc2をボーナス・ディスクとして追加した2枚組仕様。なおそのライヴ音源は日本未発売の初出音源。長年廃盤となり入手困難だった本作品が、日本盤としては29年ぶりとなる再発となる。