日本の写真家篠山紀信の写真集「オレレ・オララ」。本書は、1970年代篠山紀信初期時代の名作「晴れた日」「家」より数年前の1971年若干30歳の時に発表された作品で、毎年2月〜3月にかけて行われるブラジル・リオデジャネイロのカーニバルを捉えたヒューマン・ドキュメンタリー。我を忘れて熱狂する世界最大の祭りに立ち会いたい、そして自由で開放的な人々に出会わなくてはいけない、という写真家としての本能が呼び起こされたかのように、地球の裏側に飛び立ち、果敢にシャッターを切った篠山紀信。60年代の激動のニューヨークに魅了された多くの写真家のように、篠山も日本では味わえない身震いするほどの興奮に満ち溢れたリオの熱狂的なシーンを、鮮やかなカラーでカメラに収めています。尚、リオで撮られた本写真は、後に大林宣彦が16ミリムービーカメラで再撮して映画化しています。勢いとパワーに満ち溢れた若かりし篠山紀信の名作。アートディレクションは鶴本正三。出版社 publisher:集英社/Shueisha刊行年 year:1971ページ数 pages:サイズ size:H296×W207mmフォーマット format:ソフトカバー/softcover言語 language:和文/部分的に英文-Japanese/English in some parts付属品 attachment:状態 condition:表紙少傷み。角折れ数カ所。献呈署名あり。/slightly damaged on the cover, some dog year on the pages.